画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品だけでなく、ゴーギャンやセザンヌ、モネ、シャガールなど全69作品が展示されていました。会期は2023年10月17 日(火)~2024年1月21日(日)、会期の途中で展示が終了する作品もあるようです。
料金は日時指定チケットは\1800、当日券は\2000です。
入館に予約は必要?
日時指定予約が導入されていますが、予約なしでも入館できました。土曜日の昼間ですんなり入れたので、あまり混むことはないのか、たまたま運が良かったのか?後者だとラッキーで嬉しいな。
チケット購入後は、日時予約の人と同じ列に並び、手荷物検査を受け、入館しエレベーターで最初の展示室に向かいます。入口から展示室まで10分もかからず、すんなり進みました。順路に従い5階から2階までフロアを下りて行く作りは、都心の美術館ならではです。
撮影OK
入室して驚いたのは一部の撮影禁止の除き、大部分が【写真撮影OK】だったことです。日本の美術館で撮影OKはすごく珍しいと思います。ただ撮影OKと言っても、フラッシュはNGなので気を付けてくださいね。実際フラッシュが光った時には係員が注意喚起していましたが、光って一番ビックリするのは自分ですから。
※非営利かつ私的使用(SNS等)に限り作品の写真撮影が可能となっていました。
まとめ
展示作品はSOMPO美術館が所蔵している『ひまわり』はもちろん、花や果物、頭蓋骨まで。ゴッホには明るい色彩の『ひまわり』のイメージがあったのに、骸骨やら、美味しそうな燻製ニシンまであり、芸術知識が乏しい私には刺激的でした。
さらに絵に添えられた解説には、ゴッホが弟のテオに宛てた手紙の内容があり、ゴッホが何を目指して絵を描いていたかなどが書かれていて、努力家ゴッホの一面を知れたり。
貴族社会で流行っている絵を描いたり、技法を練習したり、画家も人気商売。好きなものを描いて評価されてきたんじゃないんだなと。
現代アートには自由を感じていたけど、現代アートも同じなのかな…。純粋に好きなものだけを描いたり、作ったりで名を残す芸術家の方が稀なんですかね。謎です。
現実とも向き合う芸術鑑賞でした。
<SOMPO美術館>
新宿区西新宿1-26-1(損保ジャパン 本社ビルが目印です)
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