長野県飯田市にある小笠原資料館、こちらはプリツカー賞など数多くの賞を受賞しているSANAAの設計です。
妹島和世さんは小笠原家の血筋の方(お母さまが小笠原家出身)だそうです。ご先祖様にまつわる資料館を設計する…とても感慨深いです。
更に、ピロティ建築になった理由が素晴らしく「地中に眠る歴史に手を加えないため」とのこと。未来へ残すって素敵ですよね。
資料館内の旧小笠原家書院側、一部が透明ガラスになっており旧小笠原家書院はもちろん、地域の景色も望めます。遠くの山々と近くの木々、
昔から変わらないであろう風景に心がほっこりしました。
重要文化財「旧小笠原家書院」は職員の方にガイドしてもらい、清水寺と同じ「懸造り」の建築様式や、江戸時代の駕籠も(接近して)見ることができました。
旅行中のあるある「近くにあるし、行ってみる?」の軽いノリでしたが、ここを選んだ自分すごいと思える満足感を得られました。
建築や歴史好きの方にはおススメの観光スポットです。
<アクセス>
所在地:長野県飯田市伊豆木3942
駐車場:あり(491号線沿い) 無料でした
観覧料:300円(高校生以上・一般)/150円(小中学生)
休館日:月曜日と国民の祝日の翌日、年末年始
コメント