英国ロイヤル・オペラ日本公演 演目「リゴレット」を鑑賞してきました。
「リゴレット」はジュゼッペ・ヴェルディ作曲、1851年ヴェネツィアで初演された、ヴェルディ中期の傑作といわれています。
第一幕(13:00-14:05)→休憩(25分)→第二幕・第三幕(14:30-15:45)、出演者は予定通り
指 揮:アントニオ・ペッパーノ
マントヴァ侯爵:ハヴィエル・カマレナ
リ ゴ レ ッ ト:エティエンヌ・デュピュイ
ジ ル ダ:ネイディーン・シエラ
開場時のロビーコンサートの時間は、前日にメール配信されてきました。ロビーコンサートが開催されることを知らなかったので、久々に感じた幸運の知らせです。
もちろん、ロビーコンサートの開始時間に間に合うように早めに会場へ向かいました。
が、いざ到着すると予定されていた開催時刻前なのに…
ロビーから音楽が…、そこには人だかりも…
コンサート始まっていました。残念だけど少し聴けたから良しとしよう!!と思っていた矢先…
「第一部終了です!!第二部を行うので、前方の方は後方の方に場所をお譲りください!!」的なアナウンスが!!!
経緯はわかりませんが、ロビーコンサートは2部に開催され、最後方から前列へ移動し、10分ほどのコンサートを楽しむことが出来ました。
【四重奏 演奏曲目】
エドワード・エルガー作曲「朝の歌」
エドワード・エルガー作曲「夜の曲」
エドワード・エルガー作曲「愛の挨拶」
さて肝心なオペラについて、私にとって「人生初オペラ」且つ「日本」で「英国ロイヤルオペラ」
“楽しみな気持ち”と“理解できるかの不安”を抱えながら当日を迎えました。
しかしながら、理解できるかの不安は、日本語字幕が出たことで、あっという間に解消しました。
なので字幕を見る、全体を見る、オペラグラスでじっくり見る、を繰り返していました。
時折、管弦楽団が奏でる音楽のボリュームに歌声が負けてしまうのでは?と思う場面がありましたが、そんな心配は無用でした。
ぐっと引き込まれる表現力、声量、声色。
これが「オペラ」ならでは、「オペラ」にしかない素晴らしさ、なのかと理解しました。
最後は観客からは拍手だけでなく、「ブラボー!!」の声が次々にあがりました。きっとオペラのベテランの方々、でもそんな玄人さんが評価する公演から、私の「オペラ」鑑賞人生が始まったことをとても誇らしく喜ばしく思えます。
少しだけオペラを普段の生活に取り入れ、次回をより楽しめるようにしたいと思っています。
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