【美術館めぐり】皇居三の丸尚蔵館「第1期皇居三の丸尚蔵館の国宝」蒙古襲来絵詞ほか

皇居東御苑にある三の丸尚蔵館。1期棟の開館記念展が行われています。教科書に載っていた<国宝>を間近で観られる感動は格別です。

予約方法

入館にはオンライン予約が必須です。

料金は大人1,000円、大学生500円、満18歳未満と満70歳以上は無料となっています。支払いもオンラインで決済し、当日はQRコードで入館します。

入館が大学生料金、無料の対象者は身分証明書のチェックが行われていました。

大手門から皇居三の丸尚蔵館まで所要時間

順調に進めば5分弱で到着します。

ただ大手門で手荷物検査があるので、検査待ちの時間を見込んでおくと良いです。海外から訪れている方も多く見られたので、すんなり入れることは稀なのかと思います。

平日の正午前に訪問した時は15~20人ほどが並ばれていました。

鑑賞時間の目安

1時間程度あれば充分に楽しめると思います。

<国宝>は入館20分後あたりから鑑賞すると、人が少なくゆっくり楽しめると思います。

鑑賞は<三の丸尚蔵館の国宝>を鑑賞する部屋と<皇室のみやびー受け継ぐ美ー>が鑑賞できる2部屋です。順路通りに進むと最初に<国宝>続いて<皇室のみやび>を観ることになります。

展示作品は数点ですので、人が少ない作品からじっくり鑑賞する方法でも無理なく動けます。ほとんどの方は入館し壁沿いに順々に進まれるので、入館からしばらく経つと、入口近くの作品はかなり観やすくなります。

よって国宝鑑賞のゴールデンタイムは入館してから20分前後から次の入館が始まるまで(自分の予約時間の30分後)!!

写真も撮りやすく、設置されていたベンチも、休憩より鑑賞に適した場所になっていました。

見どころ

国宝「春日権現験記絵」「藤折枝蒔絵箱」「蒙古襲来絵詞」「動植綵絵」「屏風土代」、国宝だけが展示された空間に身を置くこと。そうそうない、その空間全体が見どころだと思います。

伊藤若冲の「動植綵絵」は色彩の鮮やかさと、近づけば近づくほど分かる緻密さ。遠目で見ても、間近でも見ても息を呑む美しさ。江戸時代の作品とは思えない保存状態の良さにも驚きました。

国宝は写真撮影OKだったので、家に帰ってからも、作品の素晴らしさが堪能できます。

私は若冲の1期前半<南天雄鶏図><老松白鳳図><菊花群鶴図>作品全体とクローズアップを写真に納め、クローズアップ写真を更に拡大したり…楽しんでいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました